豊橋鬼祭
ホーム < 豊橋鬼祭
国指定重要無形民俗文化財
安久美神戸神明社の例祭【豊橋鬼祭】は、東三河に春の訪れを告げる祭礼として、毎年2月10日・11日に亘って行われます。平安から鎌倉時代に流行した田楽に日本建国の神話を取り入れて神事としたもので、古式を崩さずに伝えられていることから国の重要無形民俗文化財として指定されております。
祭礼は二日間に亘り、氏子14町会によって神楽・田楽・歩射(ぶしゃ)・卜占(ぼくせん)・御神幸など様々な行事が行われますが、ことに知られるのが「天狗と赤鬼のからかい」です。
荒ぶる神である赤鬼と武神天狗が双方秘術を尽くして闘い、やがて敗れた赤鬼が償いにタンキリ飴と白い粉(小麦粉)をまきながら境外へ飛び去ります。この粉を浴び、飴を食べると厄除となり夏病みせぬと古来言い伝えられます。
鬼祭紹介動画(3分44秒)
鬼祭にはこのアプリ。
鬼祭の情報や、赤鬼が福を授けて氏子を回る「門寄り」のルート・赤鬼の現在地がGPSでわかる他、ARでおうちに赤鬼が現れる!!
ダウンロード・ご利用は無料です。
詳しくはこちらからhttps://o2doko.com/
行事予定表
令和七年度
令和7年2月10日(月)
宵祭午前10時
青鬼出動・岩戸舞
午前11時
開運厄除特別祈願祭【飴】
正午
五十鈴神楽
午後3時
奉幣祭【飴】
午後4時
青鬼出動・岩戸舞【飴・粉】
午後7時
宵宮祭 ※浦安の舞
令和7年2月11日(火・祝)
本祭午前8時
日の出神楽
午前10時
例祭 ※浦安の舞【飴】
小鬼地踏行事【飴・粉】
午後0時30分
神事祭【飴】
午後1時20分
御的神事
午後2時
赤鬼と天狗のからかい【飴・粉】
天狗の切祓
田楽ポンテンザラ
司天師田楽
天狗神楽
御幸神楽
笹良児神楽
御玉引の年占
午後5時
談合宮へ御神幸
午後6時
還幸
アプリ「おにどこ」はIT/Iot技術を用いた街づくりや、街なか活性化の一貫として、豊橋技術科学大学ユビキタスシステム研究室(大村研究室)・建築設計情報学研究室(水谷研究室)・株式会社ウェブインパクトにより開発されました。
研究としてだけでなく、街なか活性化、地域活性化の先端的な取り組みとして日本全国・世界へ発信し、豊橋や豊橋鬼祭の活性化につなげるための実証実験です。
豊橋市発行「ふるさと再発見ガイドブック 知るほど豊橋(その10)春を呼ぶ、鬼と天狗とタンキリ飴 豊橋鬼祭」電子書籍版をこちらから、または鬼祭専用アプリ「おにどこ」から御覧になれます(閲覧・アプリのダウンロード無料)。
※書籍版の販売は終了しました。
タンキリ飴鬼祭の縁起物であるタンキリ飴は、食べると夏病みしないと言われ、参拝者のみならず土産物としても喜ばれております。封入の抽選券は2月12日に抽籤を行い、当選者には御神宝小判が授与されます。※令和7年分のタンキリ飴は1月1日より頒布開始
神面奉製事業ご奉賛のごあんない
豊橋鬼祭は、昭和二十九年に愛知県の無形文化財、昭和五十五年には国の重要無形民俗文化財に指定されました。大昔から今日まで古式の形を崩さず継承伝承されてきた特殊神事が、歴史上また芸術上価値の高いものである事が認められた結果、文化財保護規則によって指定されたものです。
さて、皆様御存知のとおり、新たな時代・令和を迎えたことを奉祝し、当社では令和元年五月より神面奉製事業を開始いたしました。一連の奉製事業では、令和二年の鬼祭にて初披露となる「鼻高(天狗)」「赤鬼」の二面に引き続き、順次「小鬼」「青鬼」「宇受売命」「黒鬼」と合計6面の新調を予定しております。また、鬼祭に関わる装束・道具類が納められている「神庫(国登録有形文化財)」の木柵についても、経年劣化による傷みが目立ってきたため、同時に新造いたす予定です。
つきましては、この神面奉製事業にあたり、皆様からのご浄財をお寄せいただきたくお願い申し上げる次第です。この豊橋鬼祭を、先人より引き継いだ伝統を守るだけでなく、尊い古典として・郷土の文化財として後世へと受け渡すべく、赤心からのお力添えをお待ち申し上げます。
各 位
安久美神戸神明社
事業概要
総事業費(予定):八〇〇万円
奉賛金募集期間 令和二年一月~令和七年十二月
御奉賛御礼品
金壱阡圓:限定御朱印 神面奉製奉賛之證
金伍阡圓:神面御用材使用 限定奉製御守
金壱萬圓:特製御朱印帳用袋(三河特産・帆前掛け風)
金参萬圓:神庫木柵板 芳名記載(個人名)
金伍萬圓:神庫木柵板 芳名記載(団体名)
尚、ご奉賛は上記金額に関わらずお受けいたします。